JUSTICE

ずっと見たかったJUSTICEのライヴ。
busy pの上げ上げなDJのあと、あのアンプや機材を積んだ独特のセットで登場。
最初は音が小さかったため盛り上がりに欠ける気がしたが広範になるに連れて
超重低音とエッジのきいた音が体を包み込んだ。客も盛り上がっていた。
基本的に本人達の曲をedit&MIXでplay。なんかメジャーなのかインディーなのか
分からないクールな感じでライヴは凄くかっこ良かった。
ただスタジオコースとはあそこでカニエを見たときから思っていたが殺風景すぎる。
証明やモノが少なすぎておまけに日本独特の前半音が小さいというのがあるから
前半は『日本で一番と言われてるCLUBでこれでいいのか?』と思った。
夕方営業なのでか?いやそれにしてもテンション低いだろとおもう。
そしてその後原宿に新たにopenしたucces the loungeのレセプションに足を運んだ。
もとみるくのしゅうさん達が始めたラウンジバー。
今夜一発目のパーティーあります。
justice


busy p

HAPPPY NEWW YEARR '08 Berlin report

A HAPPY NEW YEAR 2008!!!
ことよろってことでご無沙汰してました!
怒濤の年末を経てのベルリンetcツアーからやっとカムバックして参りました。
とにかくリフレッシュ とにかく最高だった。
いやぁどっから話したらいいのか沢山ありすぎて正直困る。。
とにかく今年一発目のDiaryってことでちょっとがんばってみました。
年末29日のカウントダウンジャパンはいい感じにROCK出来て
WiSE君etcも調子良かった。
なんか出演者全員おなじ食堂ってゆうのが
おもしろくていいなぁと思った。食いまくってやった(笑)
そしてその晩の風の人ラストKOONI @ ラストみるく。八時PMから始まるほどの
出演者の多さ。俺は2:00amからVJ DIAGRAMとライブ。
今年最後のShowってことでブチかましてきました。お客の盛り上がりも今年一番
って感じで楽しかった。後から知ったけどそのライブ直後にかなり近い身内から
カップルが誕生しちゃったのもなんか祭りっぽくてイケてる感じ。
みるくやKOONIで育った分は多分俺の中で大きい。
時代が一つ幕を閉じる感じがして寂しさもあるが全ての事に終わりがあり
そして何か始まるためのきっかけでもあるわけで。
そんな感じでおもひでにヒタる間もなくLIVE終了後即座にみるくを後にし
機材を撤収させたあと朝一の便に乗るため成田空港へ向かった。
今回は友人のカメラマン有田順哉君と一緒に動向。いい仕事してくれました。
そして友人のmarc revetic君とシャック君宅にお世話に。
ベルリンについてまず思ったのは『寒っ!』。大体0度とかから5度だったけど
到着当初はマイナス5度とかイッちゃってて結構ひいてたんだけど
人間やっぱ慣れるもんで最後まで風邪はひかずにすんだ。
今回の旅は文化のちがいをよく感じた。大げさに言えばカルチャーショックだ。
高校時代自分はロンドンに住んでいたがそれとは違うちがいだ。
まずは簡単なベルリン状勢について1ユーロは169円くらい。ポンドよりはましだが
(1ポンド250円くらい!)以外とお金をもっていったつもりでもすぐ無くなる。
食べ物、ビールやワイン、家賃については日本より少し安い。だが他が高い。
例えば洋服や電気製品、電車、たばこなど。街が発展していってる真っ最中なので毎月
電車賃や駅の食べ物、バーのビール代がちょっとずつ上がっている。
ベルリンは色んな国の人間が入り交じっていて正にメルティングポット(人種のるつぼ)。
違う国の人間同士は英語で話す。だから旅行ならドイツ語はあまり必要ない。
ドイツ人、チャイナ、日本、ロシアン、フレンチ、北欧、東欧等色んな人がいた。
日本以外の若者は全てと言っていいほどバイリンガル、トライリンガル。
しっかり意思の伝達ができる。
日本は先進国英語ランキングワースト1位!英語教育のレベルの低さを痛感する。
これといってこの街はありがちなアジア人差別も感じない。
とにかく街にはグラフティやアート、ギャラリー、奇抜でハイデザインな建築物
が溢れていてわくわくする。夜はネオンの多さというか使い方のセンスの良さに驚いた。
新宿やアキバのネオンをみてシャレてると思った事はないがこれはそうだ。
レコ屋は以外とあるし、洋服はブランドからストリートまでほぼあった。
日本の主要ブランドも大体あった。
ベルリン発のブランドもいくつか良いのがあったし
FIRMAMENTという日本の物とかを発信してる綺麗なお店が
友達の友達だったので仲良くなった。
そしてこっちの人間はみんな週末は絶対といっていいほど働かない。
みんなパーティー野郎に変身する。
31日のカウントダウンはあり得ないほど圧倒させられた。大人からガキまで
町中でみんながロケット花火や爆竹を鳴らしまくっていて
物騒なことのなんの!でもこれを皆で体験するために年末わざわざ晦日に行ったのだから
気が済むまで思う存分半分テロと間違いかねない超デンジャー地帯に身を任せようと誓った。
写真じゃ伝えるこの出来ない迫力。本気で危ない祭り。でもみんな楽しんでいる。
街のテンションが違う。その日は何処かしこでパーティーをやっていてたまたま仲良くなったドイツ人やら色々15人くらいとみんなでクラブやバーに行って盛り上がった。
ここには至る所にバー、CLUBがある。ベルリンだけで220ものCLUBがあるらしい。
それならCLUBカルチャーは凄いんではないかということで
現地の友達にいくつか案内してもらった。
ますi-conというハコへ。その日はED BANGERのMR.FLASHがやっていて
いい感じだった。現地人曰くそこは小箱らしいが日本じゃ中の上バコってかんじ。
しかも廃倉庫を改造した作りですごくシャレてる。
あとMARIAというハコは同じく廃倉庫の改造CLUB。かなり広かった。
作りも今まで見た事ない大胆で面白い作り。場所があるってのがうらやましい。
そしてそして今回のカルチャーショックを決定付けたCLUB、『ベルグハイン』と『パノラマバー』。
いやぁ正直ビビった。本ブログでは放送出来ない内容が多々ですがちらっと。
このクラブは一切雑誌やテレビ、webに出していないにもかかわらず
週末営業のみで確実に2~4時間待ち。夜12:00から始まり次の日の22時くらいまでやる。
だから朝からくる客も多くコーヒーbarもあるので違う楽しみ方が出来る。
でも音はバキバキのミニマルテクノオンリー(笑)。音質は超ヤバい。平日は工場。
場所は住所が分かってても行けないくらい謎な場所。でかさはハンパじゃなく
馬鹿でかい工場を改造してあってCLUBというよりは要塞。
入り口にはそこの責任者の笑えるくらいイカツイ看板的門番の人(完全に北斗の拳の敵)が
客をジャッジメント。気分で気に入らない客の場合2時間待った客であろうが
『帰れ』の一言で追い返される(笑)ジャッジの基準は未だ不明。年齢ではないらしい。
絶対カメラは一時没収される。
中に入ると強烈な映像が目に入った。こんな世界があるのか?!ってくらい。
それは行ってのお楽しみ?シラフで行くとひきます。
クラブというよりモンスターハウス。
ベルリンは景気が結構いいほうで新しく大きな空港が出来るから
今後もっと発展しそうなパワーと膨大なグラフティ、あとネオンに溢れていた。
友人から10年前ベルリンはかなりアートの街で世界中からアーティストが
集まっていると聞いた。確かにNYのSOHOが観光化で地価が上昇、その後
移住したL.A.も今や金持ちの街。そんな状況でEUの都市の中でも特に家賃の安い
ベルリンに移って来る理由というのが実際に足を運んでみて分かった。
おそらく10年前よりは色々とルールが出来ているのかもしれないが
ここはものすごく自由に溢れていてなおかつ人間一人一人の意識が高い。
だから自由なのに治安が凄くいい。東のナッツィーは別として。
20歳を超えると徴兵制度があり1年間軍隊にはいるか国に貢献する仕事を
させられる。前は徴兵制に対して意味あるのかと思っていたがやはりこの国の若者は
愛国心があり国や世界の状勢について自分の考えを言える人間が多い。
新聞を持って歩いている子供も見た。アートや音楽をやっている人間も
やっている事に真剣に意味をもたせてそれぞれを表現している。
そういう考えの根本が日本にはないから若者の考えも育たないし
一人一人がアートや世の中に対し評価する事の出来るレベルも低いままになり
自分の事しか考えてない糞みたいな銭ゲバ業界連中に
洗脳されちゃって糞みたいな音楽しかテレビやメディアに出ない。
そして天下のテレビ大国日本は日本国民を洗脳し続ける。
こんなにテレビを見る国民は日本だけらしい。
高城つよしの本によると90年代は日本はテレビ(ドラマ等)、携帯電話が世界でtopのクオティだったが今や鎖国日本の再来でテレビも携帯も世界からおいてけぼり状態。
ホントそう思う。テレビは『24やLOST』、携帯はi touchがでたばかりなのに
もう海外はガンガン出ているi phone。違いありすぎ。
もっと自分で歩いて探して観て感じないと日本!
日本ほどいろんなものがあふれてはないけどショップにしても文化にしても
すごくナチュラルに街にうまく溶け込んでいてシンプルでレベルが高いと思った。
こっちの人はみんなすごく豊かな顔をしていると思った。
多分意識が高い。そして人間味がある。
街で食事、買い物をする時人々は挨拶をする。かつての日本人もやっていた様に。
人は学ぶだけではなく思い出す事も必要におもう。
これだけシステマティックになってしまった日本では難しいとは思うが
意識を向ける事が重要だと思う。
俺が自分と友達とみんなに言いたい事もっと外に出るべき。色んな意味で。行けば見える。その前に決めつけないで。
まあとりあえず新年あけおめってことで長々と読んでいただいてありがとうございます。
Lots of love
’08 SONPUB
COUNT DOWN PARTY 花火が町中いたるトコで。
photoじゃ伝わらないけどこの迫力、まるでテロです。

これおいしかった。シュヴァーベン料理のシュペッツレという独特のパスタと
PIZZA。あとやっぱりビールうまかった。右下はブリューワイン。ホットワインだけど
味が甘酸っぱくて絶妙。

左上は友人宅。右上はその家の前の教会。その下は近所の丘の上にある巨大ブランコ。
いいとこいっぱい。

町中がグラフティやアートに溢れている。右上は友達んち。右下はあのベルリンの壁。

タへレス。町中に巨大な美術室的な建物。ハンパないです。
このなかでアーティストが自由に絵を描いて売ってたり、バンドやDJもでき、BARやクラブもあってパーティをしている。

雪が降った。南の湖にいくとなんと凍っていて歩けた。
ここで沢山の映像やphotoを録った。

左右上は同じビルなのに右からと左から見るのでは色が違う。
真ん中二枚はクリスマスマーケット。左下はSONYセンター。ハイテクです。
右下は前回ワールドカップ決勝が行われたオリンピアスタジアム。
無音だがすごい迫力だった。

現代アートの美術館や街のギャラリーなど。結構やられた。
アートに理解のある街ってゆうのが伝わる。